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福岡アジア美術館で江口寿史先生に会えました2

年齢50台の私は江口寿史先生に会えて、うきゃうきゃしてしまいましたが、若いお客さんも多かったです。
なぜ色々な世代の注目を集め続けているのでしょうか
近年、80年代のマンガやアニメが若い世代にとって新鮮なカルチャーとして再注目され、そのエッセンスを現代
に取り入れたいというムーブメントが広がっています。
当時の作品に宿る懐かしさと新鮮さの融合が、新しい世代の感性を刺激しているのです。
この流れの中で特に注目されるのが、マンガ家・イラストレーターの江口寿史先生なんでしょうか。
1956年生まれの江口寿史先生は、1977年『すすめ‼パイレーツ』で連載デビュー。
代表作『ストップ‼ひばりくん!』や『「エイジ」』などで、斬新なポップセンスと独自の絵柄を武器に、漫画界に大きな影響を与えました。
80年代中盤以降はイラストレーターとしても活躍の場を広げ、雑誌や広告、CDジャケットなど多岐にわたる作品を手掛けています。
江口寿史先生のイラストは、漫画連載当時からのファンのみならず、80年代カルチャーを新たに知る若い世代にも支持されています。
特に、彼のスタイリッシュな描線や、時代を映し出すファッションセンスが「今見ても新しい」と評され、世代を超えた人気を集めているんでしょうね。
懐かしさと新鮮さが共存する江口寿史先生の世界は、今後も多くの人々に影響を与え続けるでしょう。

- デビュー作: 『恐るべき子どもたち』、『8時半の決闘』(「週刊少年ジャンプ」にて受賞歴あり)
- 代表作: 『すすめ!!パイレーツ』、『ストップ!!ひばりくん!』、『「エイジ」』、『キャラ者』
- 活動範囲: 雑誌、小説の装丁、レコード・CDジャケット、広告イラストなど多岐にわたり活躍
- 特徴: ファッションやカルチャーをリアルタイムに反映したポップな作風
主な展覧会
- KING OF POP (2015-2017年)
川崎市市民ミュージアムなど全国8会場を巡回 - 彼女 (2018-2023年)
金沢21世紀美術館など全国8会場で開催 - RECORD (2022年)
渋谷、大阪などで開催 - NO MANNER (2023年)
カイカイキキギャラリーにて開催 - 東京彼女 (2023年)
東京ミッドタウン日比谷にて開催 - TOKYO ARTE POP (2023年)
イタリア文化会館で開催
主な画集
- 『KING OF POP』(玄光社)
- 『step』『RECORD』『step2』(河出書房新社)
- 『彼女』(集英社インターナショナル)
- 『江口寿史扉絵大全集』(小学館)