
千住博
ウォーターフォール・オン・カラーズ1 Waterfall on Colors 1
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命や人生、宇宙の成り立ちに思いを馳せ、自然への畏敬を込めた「森シリーズ」の一作です。
美しい青の森を舞台に、命を育む水や静かに流れる川が描かれ、その情景はまるで時間が止まったかのような静謐な世界を想起させます。
神の使いを思わせるメインモチーフの鹿は、水辺や森の中にひっそりと姿を現し、自然と神秘の調和を象徴しています。
日本画ならではの余白の美が際立ち、伝統技法を活かしながらも現代的な感覚で描かれています。
自然の動きを生き生きと描写し、伝統と革新の絶妙なバランスが魅力です。
墨や顔料を使用した控えめな色彩が、広がりと静けさを演出し、繊細な筆遣いと大胆な構図が見事に共存することで、深い印象を与えます。
福岡市を拠点とするアトリエケチャップでは、千住博の絵画を高価買取しています。
ファインアート専門店として、全国各地で親切丁寧な査定を行っており、女性スタッフが安心感のある対応を心がけています。
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生い立ちと活動拠点: 千住博は日本生まれで、現在ニューヨーク在住の画家。崇高で巨大なスケールの滝や崖を描く作品で国際的に知られる。
制作スタイル: 抽象表現主義に根ざしたミニマルな表現と、日本古来の絵画技法を融合した作品を制作。
1982年 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業。
1995年 第46回ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人初の名誉賞受賞。
2002年 MOA岡田茂吉賞大賞受賞。
2013年 大徳寺聚光院に襖絵を完成。
2016年 平成28年度外務大臣表彰受賞。
2017年 第4回イサム・ノグチ賞受賞。
2021年 日本芸術院賞・恩賜賞を「瀧図」で受賞。
経歴・主な役職
2007-2013年: 京都造形芸術大学学長を務める。
現在:
京都芸術大学教授
東京国立博物館アンバサダー
池坊文化芸術財団評議員
学校法人立命館顧問
康耀堂美術館館長
ヴァン・クリーフ&アーペル芸術学校マスターズコミッティー委員
公益財団法人徳川ミュージアム相談役