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福岡からアジアへ、アートでつながる未来:「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」

福岡のアトリエケチャップです。
まだ先ですが、今年の秋に記念すべき第10回を迎える「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」(以下AFAF)が、マリンメッセ福岡B館にて9月26日(金)~9月28日(日)に開催されます。
このイベントは、福岡をアジアのアートマーケットの中心地とし、国際競争力のある都市にすることを目的に、一般社団法人アートフェアアジア福岡が主催してきたものです。

2023年には過去最大規模の117ギャラリーが参加し、そのうち51ギャラリーが初出展。
コロナ禍を経て初めて韓国、香港、台湾、ASEAN諸国から14の海外ギャラリーも参加し、ますます国際色豊かなイベントとなりました。
初開催の2015年には参加ギャラリーがわずか27軒だったことを思うと、その成長ぶりには目を見張るものがあります。
福岡市が掲げる「アジアの中核都市」としてのビジョンは、AFAFにも良い影響を与えているようです。
アートフェアに出展するギャラリーからも、福岡の街全体でアートを盛り上げようとする動きや、新たなアジアの顧客とのコネクション構築に期待が寄せられています。
例えば、FINCH ARTS(京都)やbiscuit gallery(東京・軽井沢)、TAKU SOMETANI GALLERY(東京)、MARUEIDO JAPAN(東京)といったギャラリーからも福岡のアート環境へのポジティブな評価が聞かれました。
AFAFは、福岡のアートシーンを国内外にアピールするだけでなく、新しいアートの価値を見出す場としても注目されています。

福岡という街が、アートを通じてアジア全体との架け橋になる日も遠くないかもしれません。
2025年の開催が、どのような新しい出会いと創造を生むのか、今から楽しみです。